音楽家が創り上げる、異日常空間としてスタート
2012年、北海道富良野市の奥地に移住。
かつては栄華を誇った北海道開拓者のこの土地。捨てられたように荒れ果てた広大なこの土地と巡り合い移住。音楽制作の拠点としたが、荒れた土地を整備し、周辺の自然環境の美しさを再認識するにつれて、「ここは自分だけのものにしてはいけない!」と思うようになる。
Marbleふらの 開店
再開墾(と言うにふさわしい環境整備)や石窯製造など諸々の準備期間を経て2015年、天然酵母パンとスコーンの店「Marbleふらの」開店。
「天然酵母を自ら起こし、石窯で本物のパンを焼きたい。」
本物にこだわる姿勢は、音楽から譲り受けたもの。
同時に、パートナーの”お菓子好き”のセンスを活かして「スコーン」の製造も行う。
店舗となる小屋 建築
2018年、設計から完成まで約1年をかけて、小屋店舗を建築。ゴミとして置かれてあった廃材や、古い家の一部を解体した材料を多く利用した「リサイクル・リユースハウス」とも言える店舗が出来上がる。
一時中断
お客様に存在を知っていただけるようになり、来店いただく方も多くなり始めた頃…。
コロナ渦に入り営業も困難になり始め、一時閉店状態に。
また、富良野市内や近隣地域に同時期にパン屋さんが増えだしたこともあり、「狭い地域でお客さんの奪い合いのようになってもいけないな」「ならばウチならではの特徴的なスコーンを提供しよう」という判断のもと、今後のパンの製造停止を決断。
スコーン専門ショップとして再起動
2022年秋から、通信販売と注文製造の形でスコーン専門ショップとしてのMarbleふらのを再起動。
2023年春には、店舗での販売も一部再開。
(組織としての体制も、活動の母体として「Resonant Village〜共鳴の郷〜」と命名し、傘下に「Marbleふらの」、音楽制作レーベル「遥音楽工房」を配置)